齋藤一徳から指導方法を学ぶ
指導方法は各分野において異なると思われがちです。しかしながら基本のところは共通していたりもします。
今回はその基本の部分を教えていきたいと思います。
とにかく指導でいちばん重要なのは一方通行になってはいけないということ。
ただ教える、それを受けるだけでは身になりません。
教えられたことをちゃんと自分のものにするためには、質問を持たせなければなりません。
教えに対してのアウトプットが質問を消化したことで初めて実行できるといえるのです。
コーチングの基本スキルである「質問する」を実践するにあたっては、「オープンクエスチョン」というテクニックを使うとよいでしょう。相手の中にあるものを引き出すコーチングでは有効に働きます。
オープンクエスチョンとは、単純に「はい」「いいえ」では答えられない質問のことを言います。
オープンクエスチョンを使うと、相手からすれば、非常に自由度の高い回答をすることができます。そのため、話したいと思っていることを話させることができ、会話が発展していきます。